検索で「堤さやか」しかヒットしなかったので-「銀のアンカー」-


漫画「エンゼルバンク」を外資で働く友人に勧められ、夜のネットカフェへ。

勢いあまって、ネットカフェのPC全体検索か何かで間違って「Angel」と検索。

検索でヒットしたのは、

 
「Angel 堤さやか」

 

 

 

( ゚ Д ゚!)

 

 

 

アダルト業界を開拓したといっても過言では無い女優。そしてシリーズ。

多くの男性がお世話になった・・・はず。

で、

結局目当ての「エンゼルバンク」は4万冊の在庫には無く、持て余した5時間をどうにかすべく、代わりに「ドラゴン桜」「エンゼルバンク」の著者が書いた「銀のアンカー」と、アニメ化もされていた「働きマン」を拝見。

「銀のアンカー」はいわゆる就活漫画。存在だけは知ってましたが。

これを就職活動前に読むべきか、どうか。

以下、漫画からのメッセージのうちのいくつか。

———————————————————————–
人気企業ランキングや企業のイメージアップ戦略に惑わされるな!
受けたいところを躊躇せずに受けに行く積極性を持て!
思ったら即行動。走りながら考えろ!
地方の暮らし易さに憧れてやみ雲にUターン・Iターン就職に走るのは危険大!
迷ったら、金で選べ!
初任給でなく生涯給料を見ろ!

コネ枠にはコネ枠の、一般枠には一般枠の競争・戦いがあると思え!
自己分析とはまず客観視!
それが出来ずに自己アピールしても逆効果!!
面接の基本は面接官が見たい・知りたい部分を見せることだ!
就活における三種の神器は「人柄」「その会社の熱意」「今後の可能性」この三つをまず伝えろ!
企業が求めるのは即戦力より磨けば光る”将来性”だ!
自己分析は自分探しではない!社会とのかかわり方を考えろ!!
失敗からしか学べない事もある。失敗を歓迎しろ!!
会社説明会は、基本的にその会社のいい面ばかりを見せるイベントだと思え!

OB訪問3ヶ条――
①履歴書orES(エントリーシート)を持って行け!
②相手の年齢によって質問を変えろ!
③自分と似た環境で学生生活を送った先輩の話を聞け!

就活を楽しめ!そのためにも独りで行動するな!
自分では人事部が役員に胸を張って推薦できる人物か?という視点を持て
「まず自己分析を終えてから」という幻想は、今すぐ捨て去れ!

内定するエントリーシート3ヶ条――
①書類選考で「会ってみたい」と思わせる
②面接で質問させる
③採用会議で思い出させる

業種が絞れなかったら職種で絞れ!
「お客様」に「満足」していただく視点を持て!

面接は部屋に入る瞬間が一つ目の勝負!そこに命を懸けろ!
これまで知らなかった会社にも目を向けろ!
特に「B to B」型企業を見逃すな!
大いに悩め!苦しんだ分だけ成長する!
受けないから受からないのだ!
生きている限り人は”歯車”だ。どこでどういう役割を持って”回る”かが重要だ!
人生は1社目で決まる!
ダメなら転職すれば…という甘い考えは今すぐ捨てろ!!
いま大学が存亡をかけ一番力を入れているのはキャリアセンターだ!
グループディスカッションは発言内容だけでなく、参加態度が重視される。
仲間とのチームワークを築けるかをチェックされている!
10社落ちてからが本番だ!早く就活ハイになれ!!
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こうやって並べると、もう、普通のことしか言ってないような。
この本を就職活動前に読んだとすると、ネガティブなのは、「なぜそうなのか」と考えないことかと。考えることに意味があるわけで、それを漫画のストーリーでツラツラと並べるのは丁寧ではあるけれども、結局読み手は主人公たちが考えている様を見ているだけで、大多数の人はたぶん「そーなのか!」と吸収するだけ。

就活前に読むんであれば、「就職活動わからん。」という起点ではなく、「自分の中で、就職活動ってこんな感じでこんな意味があるという仮説が、こうこうこういう論拠をもとにしてあって、だからこんなスタンスでやればいいんだろう。」と仮説のレポートでも一本書いてから読んだ方がいいかと。視野が狭まる=自分なりの考えが固まってくる就職活動の途中とかでもいいのかもしれませんが。

物語としてはホリエモンとかのコピーみたいな人が出てきたり、個人的に就活では受けなかったアナウンサー試験の様子とか書かれていたり興味深いです。今後も新巻が出れば読んでしまいそう。ただ、就活後なのでメッセージは全部「まぁ、そうやね」とスルー、目がとまっても反論の余地ありといったネガティブな感じのものばかり。

「いわゆる就職活動」をするということに対する疑問の投げかけでは無いので、少し残念でした。そもそも「いわゆる就職活動」すんのか?くらいのスタンスで突拍子もないアイデア満載なのを期待してたので。そして、長期的な視点があまり盛り込まれてないあたりも、今の学生に合わせて書いてるんだろうなーという印象でした。

取り立てて漫画として面白いわけでもないので、お目当ての漫画が実は店に無かった、もしくは「Angel」と検索して堤さやかが出た時、とかに思い切って読んでみたらいいくらいの作品です。

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