就職活動生になんかよく会います。
その都度、
「いや、でも結局そもそも”就職活動って何なのか?”ときちんと考えておくことは大事だよ。というか”就職活動”に限らず、あらゆる事象に対して、当たってるかどうかはさておき、それをあなたは何だと思うのか、そしてなぜそう思うのか、を考えておくといいよ。」
と言っています。なんか、CVSの就活セミナーに呼ばれた時もそんな話してたような….。
実際、上から過ぎて自分でもひきました。
「お前、自分自身それちゃんとやったことあんのか?」
と。
ということで、いいっぱなしもアレなので、
今一度、「就職活動」について考えてみたいと思います。
就職活動とは
やはり
人生においても類まれなる
「ヤれr・・・」では無く、
「異性と出会う最高の機会」
だと言えるでしょう。
・不安と自己批判
就職活動をする学生は、将来のことを真剣に考えだして、不安になっています。しかも、自己分析なんか始めた日にはほとんどが「ああ、自分は駄目じゃないのか」なんて思う始末。そんな時に、だれか頼りがいがある、不安を緩和してくれる人が登場したらどうでしょう。そう、就職活動は、ゆるーくながーく続く「つりばし効果」の日々なのかもしれません。
・アドレス交換の「言い訳」
説明会やセミナーでは、多くの人々が不安な就職活動をともに乗り越える「就活仲間」を求めています。隣に座った素敵な異性に対し、そんな「就活フレンズ」というキーワードを盾に、何気なくそしてさりげなく携帯電話番号をきいちゃったりすることも可能です。
・インターンという「文化祭」的イベント
そんな中おとずれるインターンシップ。それこそ、onedayとかであれば説明会レベルですが、3日間とか、1週間とかになると、一緒に協力して本気になってプロジェクトに取り組むことで、「文化祭マジック(なんか妙な盛り上がりとコミット具合が恋愛を引き起こしやすくなる現象)」が起こります。
・「情報交換」というお茶への誘い
就職活動は情報交換も重要だと言われています、本当は、情報の取捨選択が大事な訳で別に「交換」なんて重要じゃないんですけど、多くは勘違いしていたりします。なので「情報交換」を名目に、さりげなく、そして何度もお茶しちゃいましょう。
・「落ちる」という無限の「機会」
異性が「受ける選考とおりまくりのバリバリのキャリアガールの卵!」って事でもない限り、色んな会社に落とされます。というか、普通、ESとか出した企業の大半は落ちるかと思います。その「落ちる」度に異性は凹み、サポートが必要になります。何度も何度も「彼氏にフられる」ようなもんですよね。その機会をチャンスと捉え、うまくつけ込む事も大事です。
・セミナーや企業ごとにターゲティングが可能
でも、誰でもいいってわけじゃないですよね。それこそ、皆さんには自分の「好み」があると思います。「外見全て!」のあなたは、美人が集まることで有名な企業のセミナーやインターンに行きましょう。それこそ、アナウンサー志望が集まりそうなところに、涼しい顔して言ってみてはどうでしょうか。「環境のこと考えるような、優しい人がいい」と言うなら、それこそエコビジネス的な企業の説明会に行っても良いでしょうし、「バリバリキャリアウーマン志向の独立した子がいい」というのであれば、外資系金融のセミナーにでも行ってみましょう。
さて、こんな風におちゃらけて書いてきましたが、
異性の持つ不安を基点に、
アドレス交換の言い訳をうまく使って連絡先を交換したり、
インターンシップで仲を深めたりしながら、
情報交換というていでお茶に誘い、
相手が落ちた時は「ここぞ」とばかりにサポートし、
クロージングに持って行く。
更に、求めるターゲットごとにセグメントされているなんて¥(-^^-)¥
と、そんなふうに、
「就職活動は、人生でも類い稀な、異姓とセックs・・では無く、出会える素敵な機会なんだ!」
と、言う事も出来る訳です。それはもちろん、女性の視点でも然りだと思います。
ただ、僕はネクラなのでそんなことしてませんし、できなかった、いわゆる“負け組“でしたが。。。
(ここには、大事なのは結局“考える“だけでなく“行動すること”だ、という深い示唆もあります。)
さて、上記の話が倫理的に、また論理的に正しいかとかいうのはさておき、「就職活動とは何か」と考えた際に、一つの視点としてこういった捉え方も出来るよねという話。そして、(既にこういうことに気づいている学生も多いんだろうけど)ぜそう言えるのか、みたいなことを考えて、一応は誰かに伝えられるようにしておくことは、決して無駄なことでは無いと思います。
ちなみに、この話ですが、どこかの面接でしゃべったこともあれば、ESの「最近あなたが興味ある事」的な欄にも、(もちろん企業の雰囲気や業種を踏まえた上ですが)何度か書いた覚えがありますw
目の前の事象に対し、色んな視点を持ってくると、それはそれで結構楽しかったりしますし、頭の体操にもなるものです。そして、そこで出てきたものがなかなかだったら、あなたの人材としての魅力を伝える際に、それとなく出してみてもいいんじゃないですかね。
ぜひ、事象に対して色々と思考し、「答え」や「考え」をつくる習慣を持ってもらえればと思います。
(自戒もこめて・・・)
ではでは。