幸福な二日酔い-「ハングオーバー」-


昨日は、朝から二日酔い。

発端は、友人と行った、ちょっといい雰囲気のお寿司屋。
気がつけば、なぜかそのお店に来ていた別の男女のグループとその寿司屋の大将とオサレな六本木のバーに行き、更にそのあとは大将と引き続き2件行くという不思議ナイト。

なんとなく、寿司は究極的にうまかったような気がするし、お酒をつくってくれていたお姉さんは素敵だった気がするし、最後に行ったお店は「地ビール」を飲んでいた気がする。

自宅の机に散乱した見知らぬ名刺が糸口となり、また、財布からお金も消えている事実が更に二日酔いの脳を刺激し、数時間前の記憶を引き起こす。

基本的にそこにくるのは楽しい想い出ばかりだけれども、人生酸いも甘いあるもので、時と場合と状況に寄っては、大きな後悔と自責の念にかられる事も。

「そんなふうにして、人は、大人になっていくんだよ。」

とキレイごとを言ってくれたのはお酒の広告のコピーだったのか偉人だったのか、しょーもない年配の方だったのかわからないけれども、なんだかんだ言って、二日酔いにより具現化される後悔と自責の念が、お酒を飲む人には何かしらのタイミングでやってくる。そして、そこから人は何かを学び取とり、得たりしている。

そんな二日酔いからの成果物の一つを提示してくれるのが、映画「ハングオーバー」。

全米では270億円の興行収入を超え、国内でも一部のファンの活動によって公開された作品。ラスベガスに行ったことのある人であればテンションがあがること必至のラスベガスバカ騒ぎコメディ。ラストの終わり方も素敵で、スカっとしたい時とか、今夜は飲むぜ的なテンションの前に見るのにぴったりの映画。

記憶を忘れるくらいにぶっ飛んだ時に生まれるのは「絆」だと語るこの映画の気持ちよさは、(実際にはドラッグパワーもあるがw)、アメリカ人だけでなく、昨晩の記憶をなくして「あれ、昨日ってどうなったんだっけ・・?」という経験のある全世界中の人に響く。

体を危険に晒すことや他人に迷惑をかけるのは NGだけれども、記憶をなくすくらいまでワイガヤ騒いで、昨晩の記憶を紐解くような経験は、そこにいる仲間意識を高め、それを忘れがたい想い出として輝かせるのではないか。時には、何があったかなんてその仲間以外は誰にも言えないんだけれども、だからこその秘密を守る意識が更にそこにある絆を強める

頭痛はするし、記憶は定かでは無いし、ちょっと後悔もしている、けれども思い出しては素敵だったなと言える「幸福な二日酔い」が、逆に人の心の健康を保ち、生活エネルギーとなっていたりするもの。さすがに朝起きた時に、前歯が抜けてたり、赤ちゃんが横にいたり、虎がバスルームにいたり、友人が一人行方不明、なんていうことはご免だけれども…。

ただ、そんな幸福な二日酔いパワーを、チーム/仲間意識の醸成としてうまく機能させているグループや会社っていくつかあるなぁとか思ったりも。

ちなみに、アメリカではコメディとして過去最高の興行収入を記録しているので、当然のごとく続編制作の話が舞い込んだよう。野郎どもはいつの時代も反省しませんので。

7月1日には日本でも続編が公開予定。

別に絶賛したりとか傑作だよということは言いませんが、気になる方(特に男性)はどうぞ。
遊びたくなります。

ちなみに、大型GWということで2日くらいから関西帰ります、たぶん。

しかし、、予告編安っぽすぎでしょ。。。

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