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外資系の人々-「外資系トップの仕事力2」-

新卒では外資系メーカーに行かない。 という判断を下した人間が今更何を読んでるんだ、と言われそうですが。。。 友人のkk から借りてたのを先日読み終えました。 個人的な話をすると、最近やたら外資系メーカーのマーケティング部門に行く人々と一緒に時間を過ごしています。 ロレアル、P&G、Mars。 彼らの人生に対するモチベーションやエネルギーはかなり強いわけですが、この「外資系トップの仕事力2」に登場する人々が新卒当時に今の彼らのようにエネルギッシュに動き回り何かを発信していたかと言えばそーでも無いんだろうなーという印象を受けました。 で、読みながら取ったメモを、とiphoneのドキュメントアプリを開いたところ、なぜか自動で別のファイルが上書きされ全部消えていました。。。 そんな中でのレビュー・・というか、もはやただの感想です。 ①会社の総合力は個人のベクトルの総和という話 例えば、 個人のベクトルの総和=「会社の総合力・組織力」=「事業レベルの動きの速さと力強さ」 としたとすると、それはベンチャーが大企業化する過程においてよく失われていくとか言われているものであり、また、いわゆる広告代理店なんかにはほぼ皆無のものなんだろうなーと思います。 広告代理店などが掲げる「組織力」はビジネスモデルに付随する「システム力」であって、それは「個人レベル・意識レベルのベクトルの総和が組織力になる」という考えに登場する「組織力」とはかけ離れています。 こんなけメディア業界が変わってきているのに(というか、かなーり前から変わってきていたし変わることも分かっていたにもかかわらず)組織として動き出せていないのは、どーすれば組織力を高めて=個人のベクトルの総和を最大化して現状に向かっていくことができるか、ということに不慣れな人間ばかりが管理職にいるからではないかと。 いっそのこと、外資からマネジメントのプロを呼んできて、今後の広告代理店から次のモデルへの戦略ステップを一緒に描いてもらった方がいいんじゃないかとさえ思います。。。 これまではプロジェクトチームで戦ってこれば良かったんでしょうが、これからはこれまで以上に効率的に複数のプロジェクチームを束ねることができる人が必要になってくるでんじゃないかと思います。というか、そういうふうにベクトルの総和の最大化を目指さなければマズい時代なわけで。 あくまでも代理店の話ですが。 ダイエー再生をした樋口さんも言ってます。 「企業再生とは何か。お金儲けのための再生ではなく、DNAから強くすることこそ再生。それはものすごくしんどい。そして、人の気持がわからなければ絶対にできないこと。」 もはや、「再生」レベルの話だわなー、とも自分の行くところを見つめてしみじみと思います。 ②人のつながり、という話。 社会人になって、人とのつながり程大事なものはないと思います。 「人脈」とか「ネットワーク」というとなんか薄っぺらな感じがしてしまいますが、「一緒に仕事をしたい」と思ってもらえるというのはそこらへんの友人関係よりも深い信頼関係が必要なはずです。特に、一緒に何かをスタートアップしよう、とか、何かを変革していこう、とするときは特に。 この本でも「ぜひうちに来てくれないか」と誘われているシーンがありますが、それが企業の上のポジションのオファーになればなるほどそこにある信頼感は大きくなるわけで、CEOなんていうポジションであればそれこそリーダーシップにおけるキャラクターの魅力が尋常じゃない程強くないとならんのだと思います。 というのも、マネジメントであれば 「仕事ができるか」 という軸だけで選ばれるのではなく、 「この組織を、このチーム、この人達を任せることができるか」 という軸でも選ばれる必要があるわけです。 そう考えると、人に会ったときに「ああ、仕事できそうだな。」と思ってもらうことだけでなく、「リーダーとか人を率いるという点においてもなんか魅力的だなー」と思ってもらうことが必要なわけです。じゃあ自分はそうできているのか、と言えば両方とももはや理想とは程遠いので、頑張ろうと思います。。。 ③「異文化体験」の話。 外資系企業間での人材交流は異常なほど盛んです。 マース、ユニリーバ、P&G、ロレアルなんかは本当、裏でなんかあるんじゃないか(おw)と思ってしまうくらい人材の行き来が激しく、またそれによって「多文化」と「多様な価値観」を許容できる人材が「外資系」というフィールド」で育っていっているような印象を就活中に受けました。 一方日本の企業の人材はと言えば、「異文化体験」をしていくことに積極的にならない傾向があるため非常に視野の狭い人材になっていっている傾向があるような気がします。 ただ、最近思うのは「転職」である必要はなく、外部のNPOに深く携わるとか、何かしら自分で本業とは別に社会に対して価値を出しているなど外部との接点を持っておくべきなんでしょう。 「異文化」で育っていくということが当たり前の外資系に行かないからには、無理してでも自分から積極的に「異文化」に触れていくよう意識していきたいものです。 この本、「外資系トップの仕事力2」というタイトルですが、外資系行く人に限らず、強い向上心を持って社会を生きていきたいと思う人全てにマストな本だと思います。

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転職は、慎重に。-「エンゼルバンク」-

ドラゴン桜の続編というか外伝というか。 ドラゴン桜で出てきた女の先生が主人公となり、教師をやめてリクルートエージェントさながらの転職斡旋事業会社で働くという話。 ・ドラゴン桜=大学受験 ・銀のアンカー=就職活動 ・エンゼルバンク=転職・キャリアアップ 社会人の友人に進められるがまま読みました。 (前回は堤さやかさんのせいで”銀のアンカー”を読みましたので) てか、RAのオバタさんも出ていれば、DeNAのナンバさんも合間のコラムみたいなところに出て、色々と語ってました。   ■人材の価値は、相場で決まる。 まずは、相場を理解しましょう。 相場は一体どういったもので、その相場において人材の価値をドライブする要因は何なのか。その要因に磨きをかける為に、これから5年、10年とやっていかなければならないことは何なのか。そういったことをきちんと理解した上で、計画的に、アンダーコントロールの時間をつかまえていく。 常に頭の中に相場イメージし、客観的に自分を見つめておくこと。 ■企業の中で自由を得る。 それは、企業という枠組みの中において独立国家を持つようなモノ。企業という看板では無く、個人と言う看板を背負い、企業に養われているという感覚を持たない。その為には、ぬきんでた経験とスキル、そして何よりもある程度の資産が必要。 企業を運命共同体では無く、きちんとツール、場所として捉えていくことが大事なんだと。 ■縁とタイミングを大事に。 今は転職の意識が無い人でも、いつどこで「転職したい」と思うようになるかもわからないものです。だからこそ、社会に出てからも、ネットワークをどんどん拡大していくことを常に意識して、信頼のおける相手をどんどんつくっていく。また、そういった中でポンっと浮かび上がってくる話は、基本的に全てが一回こっきりなものばかり。 タイミングよく、飛びつきましょう。 思えば、就活で「おもろいなー」と思った方は、皆さん独特のキャリアを持ってました。 ・クリスチャン・ディオール⇒ロレアル ・P&G⇒ルレアル ・マッキャンエリクソン⇒MBA⇒ユニリーバ⇒マース ・博報堂⇒サイバーエージェント ・NRI⇒リクルート⇒MBA⇒マース この本を読んでいて、マースは人材の価値を上げるのになんて素敵な環境なんだ、と改めて思ったり。 ですが、個人的には「人材の価値を上げて転職する」ということは当面の目標では無いですし、それよりも、行くところに飛び込んでからどーするか。そこだと思っています。 ちなみに、リクルートエージェントとかから転職があるのは、仕事がら「相場の理解」と「縁・人脈の拡大」を毎日行っているからなんでしょうかね。 最近は不況とマーケットの頭打ちのダブルパンチでかなり大変な人材業界。 海外、特にアジアマーケットに目を向け、頑張っていってほしい限りです。

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検索で「堤さやか」しかヒットしなかったので-「銀のアンカー」-

漫画「エンゼルバンク」を外資で働く友人に勧められ、夜のネットカフェへ。 勢いあまって、ネットカフェのPC全体検索か何かで間違って「Angel」と検索。 検索でヒットしたのは、   「Angel 堤さやか」       ( ゚ Д ゚!)       アダルト業界を開拓したといっても過言では無い女優。そしてシリーズ。 多くの男性がお世話になった・・・はず。 で、 結局目当ての「エンゼルバンク」は4万冊の在庫には無く、持て余した5時間をどうにかすべく、代わりに「ドラゴン桜」「エンゼルバンク」の著者が書いた「銀のアンカー」と、アニメ化もされていた「働きマン」を拝見。 「銀のアンカー」はいわゆる就活漫画。存在だけは知ってましたが。 これを就職活動前に読むべきか、どうか。 以下、漫画からのメッセージのうちのいくつか。 ———————————————————————– 人気企業ランキングや企業のイメージアップ戦略に惑わされるな! 受けたいところを躊躇せずに受けに行く積極性を持て! 思ったら即行動。走りながら考えろ! 地方の暮らし易さに憧れてやみ雲にUターン・Iターン就職に走るのは危険大! 迷ったら、金で選べ! 初任給でなく生涯給料を見ろ! コネ枠にはコネ枠の、一般枠には一般枠の競争・戦いがあると思え! 自己分析とはまず客観視! それが出来ずに自己アピールしても逆効果!! 面接の基本は面接官が見たい・知りたい部分を見せることだ! 就活における三種の神器は「人柄」「その会社の熱意」「今後の可能性」この三つをまず伝えろ! 企業が求めるのは即戦力より磨けば光る”将来性”だ! 自己分析は自分探しではない!社会とのかかわり方を考えろ!! 失敗からしか学べない事もある。失敗を歓迎しろ!! 会社説明会は、基本的にその会社のいい面ばかりを見せるイベントだと思え! OB訪問3ヶ条―― ①履歴書orES(エントリーシート)を持って行け! … Continue reading

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